プロポリスの品質に差が出る訳とは…
プロポリスと一言で表すことが難しい程、その品質の実態には明確な差が存在しています。
今回はプロポリスの品質に差が出る訳を詳細に解説していきます。
なぜ品質に差がでる?
そもそもなぜ、プロポリスの品質に差が出るのでしょうか?
まず大きな理由として「ミツバチが自然の中から作り出すもの」だからです。
自然の中で作られるものなので、ミツバチの生息する環境のわずかな違いから大きくプロポリスの質が異なっていきます。
まず、ミツバチの生息域に自生している植物が異なることで、含有成分などが異なります。
抽出方法の違いも大きい
抽出方法の違いも大きいと言えます。
プロポリスの原塊は脂溶性です。
含有されている成分の多くも脂溶性なので、アルコールなどを用いてプロポリスの成分を抽出する必要があります。
飲みにくいとされていますが、最も古くから用いられている抽出方法である、アルコール抽出方法はプロポリスエキスを抽出する際に非常に有益です。
産地による品質差も
産地による品質差も大きいと言えます。
特にブラジル産のプロポリスの品質は世界的に見ても非常に高品質だとされています。
なぜ産地がプロポリスの品質に関係してくるのかというと、大雑把に説明するとプロポリスの材料となる植物が異なるからでしょう。
色によっても違う
プロポリスの原塊は基本的にこげ茶色の褐色をしているのですが、グリーンプロポリスやレッドプロポリスなどの色が異なるプロポリスも存在しています。
ただ色が異なるというだけではなく、含有成分なども大きく異なっています。
グリーンプロポリスの場合はアルテピリンCを豊富に含んでいることから、プロポリスの王様と呼ばれています。
プロポリスを作るミツバチも違う?
プロポリスを作るミツバチは、セイヨウミツバチというミツバチです。
世界中の養蜂に用いられていることでも知られています。
ブラジル産のグリーンプロポリスを作るミツバチは「アフリカナイズドミツバチ」というセイヨウミツバチとアフリカミツバチの交配種です。
非常に強力な防衛本能を持つので、プロポリスを作り出す能力に特化したミツバチとして知られています。