プロポリスは辛い?
プロポリスの味は独特なことで知られています。
なので飲みやすい製品なども開発されていますが(サプリメントなど)、成分面などを考慮すると原液などが適していると言えるでしょう。
今回はプロポリスの独特の辛味についてをテーマとして解説します。
なぜプロポリスは飲みにくい?
そもそも私達が最も身近に感じるミツバチ産品はハチミツです。
ハチミツは人類最古の甘味料と呼ばれる程、とても美味しく飲みやすく使いやすい蜂産品の1つです。
それとは対照的なのがプロポリスでしょう。
まずプロポリスはミツバチ自身は「食べる目的では作っていません」
はちみつは自分たちの餌として作り出すので、とても美味しく仕上げられていますが
プロポリスはあくまでも巣の防衛物質として作られているので、味の事には考慮して作られていないのかも知れませんね。
飲みやすいプロポリスはあるのか?
飲みやすいプロポリスはあるのでしょうか?
基本的にはプロポリスは独特な味をしており、飲みにくく作られています。
これは全世界共通とも言えますが、ハリナシバチという種類のミツバチが作るプロポリスは一風変わっていると言えるでしょう。
ハリナシバチは作る蜂の巣はポット型と呼ばれて、私達が一般的にイメージするハニカム構造の蜂の巣とは形状が異なります。
ハリナシバチが作る巣は巣自体がプロポリスとして作られています。
これに蜂蜜が自然に溶け出すことで、これにプロポリスが溶け非常に甘酸っぱいプロポリスが完成するとされています。
なぜプロポリスは辛いのか?
なぜプロポリスは辛いものが多いのでしょうか?
まずプロポリスは「ハーブ類・薬草類」を材料として作られています。
そのため、ピリピリとした辛味で作られるのです。
アルコール抽出であれば辛味が増幅する?
プロポリスに辛味を感じる理由はもう一つあります。
基本的にプロポリスを成分重視で作るのであれば、アルコール抽出です。
アルコール抽出のプロポリスはそもそも刺激が高いと言えるでしょう。
これと相乗効果的にプロポリスの刺激が増幅され、よりピリピリとした辛さが豊富でしょう。
プロポリスの品質に差が出る訳とは…
プロポリスと一言で表すことが難しい程、その品質の実態には明確な差が存在しています。
今回はプロポリスの品質に差が出る訳を詳細に解説していきます。
なぜ品質に差がでる?
そもそもなぜ、プロポリスの品質に差が出るのでしょうか?
まず大きな理由として「ミツバチが自然の中から作り出すもの」だからです。
自然の中で作られるものなので、ミツバチの生息する環境のわずかな違いから大きくプロポリスの質が異なっていきます。
まず、ミツバチの生息域に自生している植物が異なることで、含有成分などが異なります。
抽出方法の違いも大きい
抽出方法の違いも大きいと言えます。
プロポリスの原塊は脂溶性です。
含有されている成分の多くも脂溶性なので、アルコールなどを用いてプロポリスの成分を抽出する必要があります。
飲みにくいとされていますが、最も古くから用いられている抽出方法である、アルコール抽出方法はプロポリスエキスを抽出する際に非常に有益です。
産地による品質差も
産地による品質差も大きいと言えます。
特にブラジル産のプロポリスの品質は世界的に見ても非常に高品質だとされています。
なぜ産地がプロポリスの品質に関係してくるのかというと、大雑把に説明するとプロポリスの材料となる植物が異なるからでしょう。
色によっても違う
プロポリスの原塊は基本的にこげ茶色の褐色をしているのですが、グリーンプロポリスやレッドプロポリスなどの色が異なるプロポリスも存在しています。
ただ色が異なるというだけではなく、含有成分なども大きく異なっています。
グリーンプロポリスの場合はアルテピリンCを豊富に含んでいることから、プロポリスの王様と呼ばれています。
プロポリスを作るミツバチも違う?
プロポリスを作るミツバチは、セイヨウミツバチというミツバチです。
世界中の養蜂に用いられていることでも知られています。
ブラジル産のグリーンプロポリスを作るミツバチは「アフリカナイズドミツバチ」というセイヨウミツバチとアフリカミツバチの交配種です。
非常に強力な防衛本能を持つので、プロポリスを作り出す能力に特化したミツバチとして知られています。
プロポリスは健康だけ?ほかにも使える魅力は?
プロポリスは健康目的で利用することが出来ます。
これは飲用することでプロポリスの成分を摂取して健康をサポートするという使用方法です。
日本では健康食品として馴染みが深いこともあり、健康目的以外の活用方法にイマイチぴんと来ないかたもいらっしゃいますがプロポリスの深い歴史を振り返ると、健康目的で飲まれ始めたのは比較的最近(とはいえ、かなり古くからですが…)で、元々は飲用以外の目的で、使用されていた実績のほうが多いのです。
そもそも抗菌剤として使用されていた
プロポリスは古代エジプト時代の王族のミイラを作る際、腐敗を防ぐ為に塗られていました。
はちみつは人類最古の甘味料として知られていますが、同じ蜂産品であるプロポリスもまさに人類最古の抗菌薬と言えるのかも知れませんね!
このことからも、そもそもはプロポリスを「抗菌目的」で使用していたことが分かります。
傷薬としても使用されていた
古代ギリシャ時代にはプロポリスを兵士の傷薬として重宝していたという記録が残されています。
プロポリスには細胞を活性化させる働きがあるとされており、抗菌力も高いのでまさに傷薬としてもとても役立つことが分かるでしょう。
クレオパトラも愛用者?
あの美の象徴としても知られている、クレオパトラもプロポリスを美容目的で使用していたと言われています。
当時はどれくらいプロポリスについて解明されていたかはわかりませんが、現代では美容成分としても優れているフラボノイドが豊富に含まれており、クレオパトラが美容目的で活用していたのも納得だと言えます。
古代からの活用法を現代風に発展させた製品が多数
現在はミイラ自体が作られていませんし、兵士の傷薬としてプロポリスが使われているわけではありません。
ですが、過去に使われていた用途を発展させた形でいまプロポリス製品は様々な形で販売されています。
- ミイラづくり(抗菌)→のど飴・のどスプレー・マウスウォッシュ
- 傷薬・美容→プロポリスを配合した美容品
姿形は変えても有用にプロポリスを使用して、プロポリス製品として作られているのです。
昨今の予防意識の高まりも関係している
昨今の予防意識の高まりも関係しており、プロポリスを原材料として使用した製品は数多く販売されています。
プロポリスを初めて飲んだ時の感想
プロポリスを初めて飲んだという方が抱く感想は人それぞれですが、中でもこういった方が多い感想をネット上の口コミをもとにまとめてみました。
まだプロポリスを飲んだ事のない方の中には不安に感じている人も多いでしょう。
是非、参考にしてみてください。
プロポリスを初めて飲んだ感想1位「美味しくはない」
プロポリスは成分面では非常に優れた健康素材だと言えますが、大きな難点としてプロポリスの飲みにくさを挙げる感想が多いです。
実際の所、品質の低いものは雑味を感じるのような作りのものもあるようです。
品質の高いものは豊潤な香り、ハーブの風味をもち、口に入れた瞬間はプロポリスの刺激を感じるものの、その後にさわやかなハーブの風味を感じる…というお声もあります。
とは言え、美味しいものでは無いのですが、低品質なものと比べた場合は飲みやすい味わいと感じる方が多いようです。
プロポリスを初めて飲んだ感想2位「ピリピリする」
プロポリスはそもそも、口にした際ピリピリとした刺激を感じますが、これをアルコール抽出することでさらにピリピリ感と刺激が増幅してしまうのです。
プロポリスを初めて飲んだ感想3位「べたべたする」
プロポリスの原液には蜂ヤニが含まれています。
この蜂ヤニは、べたつくことから飲みにくくなってしまいます。
これの蜂ヤニを取り除いた形で加工したものは「ワックスフリーのプロポリス」と呼ばれます。
しかし、蜂ヤニにはプロポリスの有効成分が豊富に含まれているのでこれを取り除くというのはプロポリスの栄養を取り除くという事になります。
なので、栄養価を重視したい方はワックスフリーではないものを選ぶ必要があります。
このようにプロポリスを初めて飲んだ方は「飲みずらい」と感じる人が多いようです。
このように飲みずらいと感じた方は一体どのようにプロポリスを摂取しないといけないでしょうか?
一番手軽に使えるのは「フルーツジュース」や「野菜ジュース」などと一緒に混ぜて飲用する方法がオススメです。
味が濃く、ビタミン類が豊富なので、プロポリスとの相乗効果が見込めます。
プロポリスは植物によって特性が違う
プロポリスは植物の樹脂・樹液とミツバチの酵素を使って塗り固められて作られています。
このようにプロポリス作りに使われている植物を「起源植物」と呼びます。
今回はプロポリスの起源植物をテーマに解説していきます。
起源植物は大きく2つの植物が使われている
プロポリス作りの材料となっている植物は大きく2種類あります。
それが「ユーカリ」と「ポプラ」です。
どちらの植物も共通点としては「高い抗菌力がある」点、そしてフラボノイドが豊富に含まれているという点です。
勿論、フラボノイド以外にも豊富に栄養を含有しています。
ブラジル産プロポリスは起源植物が異なるケースがある
ブラジル産プロポリスは起源植物が異なるケースがあります。
代表的な例がグリーンプロポリスの起源植物となる「アレクリン」でしょう。
アレクリンで作られたプロポリスは緑色の原塊をしていることから、グリーンプロポリスと呼びます。
アレクリンにはフラボノイドは勿論のこと、桂皮酸誘導体などが豊富に含有されています。
なかでもアルテピリンCという成分は特に強力な健康作用があるとされており、非常に注目を集めている成分の1つでもあります。
アルテピリンCは世界中の研究機関で日々解明が進められていますが、様々な健康に関する有益性が確認されています。
フラボノイドだけではなく、桂皮酸誘導体を摂取することが出来る点は非常に大きなメリットだと言えます。
グリーンプロポリス以外にも起源植物が異なるケース
グリーンプロポリス以外にも起源植物が異なるタイプのプロポリスがあります。
それはレッドプロポリスです。
レッドプロポリスはマメ科のダルベシアンという植物を起源植物として作られています。
イソフラボンが豊富なことで知られており、美容目的で使用する方が非常に多いタイプのプロポリスだと言えるでしょう。
美容に役立つ有益な成分が豊富に含まれているので、あまり注目されていませんがフラボノイドも豊富に含んでいるので健康維持の用途でも十分優れているプロポリスだと言えます。
アフリカナイズドミツバチとは?
ミツバチが作り出す産品の1つがプロポリスです。
蜂蜜やローヤルゼリー、ビーポレーンなどと一緒に作られています。
今回はプロポリスを作り出すアフリカナイズドミツバチの正体について解説します。
アフリカナイズドミツバチはブラジル
に生息するミツバチ
アフリカナイズドミツバチはブラジルの養蜂に活用しているミツバチです。
ブラジルの在来種であるアフリカミツバチとセイヨウミツバチが交配した結果誕生した種のミツバチで、高い防衛本能を持つことで知られています。
その為、良質なプロポリスを作ることで知られておりプロポリス作りの名手として知られています。
作り出すグリーンプロポリスは最高品質
ミツバチの生息する地域によって、プロポリスの材料となる植物が異なります。
ブラジル産プロポリスの代名詞ともなっている、グリーンプロポリスはアレクリンという植物を材料として使って作られています。
ミナスジェライス州で養蜂で使われているアフリカナイズドミツバチはグリーンプロポリスを作り出すのです。
世界的に見ると「セイヨウミツバチ」が作るプロポリスが主流
世界的にはセイヨウミツバチが作る、プロポリスが一般的です。
プロポリスというと、ブラジル産のものばかりが注目されがちですが、世界中で採取されているプロポリスの大多数がブラウンプロポリスです。
ブラウンプロポリスはフラボノイドが豊富に含有されており、様々な健康作用が期待されています。
ブラウンプロポリスはプロポリスの中でも最も歴史が深く、グリーンプロポリスとは歴史がダントツで違います。
そういった意味では、グリーンプロポリスと使い分けるということでも役立つかも知れません。
ブラジルで作られるもう一つのプロポリス
ブラジルで作られる特殊なプロポリスは「グリーンプロポリス」以外にも存在しており、赤い原塊をした「レッドプロポリス」です。
レッドプロプロポリスはマメ科の植物が材料となるので、イソフラボンが豊富に含有されています。
日本ではプロポリスは採取されない?
世界中で採取されているプロポリスですが、実は日本ではプロポリスの採取は殆ど行われていません。
今回はその理由について解説していきます。
日本でプロポリスが採取されない背景
まず、なぜ日本ではプロポリスの採取が行われていないのか?という背景には
「そもそもプロポリスが作られていない」という理由があります。
そもそもプロポリスが作られていないとはどういう事なのでしょうか?
実は世界中でプロポリスを作っている西洋ミツバチは、養蜂には欠かせない存在です。
日本での養蜂でもセイヨウミツバチを用いるケースが殆どです。
しかし、セイヨウミツバチは日本で生息をし始めるとピタリとプロポリスを作り出すのをやめてしまいます。
いくつかの要因があるとされてはいますが、主な理由として挙げられるのがセイヨウミツバチにとって日本の自然環境は清潔すぎる為、プロポリスを作る必要がないと判断し、プロポリスを作らなくなるのでは?と考えられています。
僅かながらプロポリスが採取される事例も
僅かながらプロポリスが採取される例も日本国内で、採取される例も存在します。
沖縄の一部地域で少量だけプロポリスが採取される地域が存在しているようです。
現地のオオバギという植物を材料をしています。
品質の高いプロポリスを選ぶには?
品質でプロポリスを選びたいのであれば、ブラジル産プロポリスがオススメです。
ブラジル産プロポリスは成分面においても抗菌力においても優れていると言われています。
一部地域ではプロポリスの王様と呼ばれるグリーンプロポリスが採取されています。
グリーンプロポリスには桂皮酸誘導体が豊富に含まれているのです。
日本ではグリーンプロポリスは採取されるのか?
日本ではグリーンプロポリスは採取されているのでしょうか?
グリーンプロポリスはブラジルのミナスジェライス州でのみ作られているので、日本では採取することは出来ません。
今後、日本独自の自然環境下で新しいプロポリスが発見される可能性としてはあるのかも知れませんが、現状で考えるとなかなか難しいとも言えます。
どうしても国産のものが良いという方は沖縄で採取されたプロポリスを選ぶと良いかも知れませんね。
量としてはわずかなので、販売されているうちに早めに購入しておくと良いでしょう。
はちみつにも種類がある?使いやすいハチミツは?
プロポリスと同様に人類と深いつながりがある蜂産品「はちみつ」。
スーパーなどでも販売されていることから、私達にとっては最も身近な蜂産品だと言えるでしょう。
いつもプロポリスについて解説している当ブログですが、今回はハチミツについて解説していきます。
ハチミツが作られる目的
私達にとっては、甘くておいしい「食べ物」であるハチミツですが、ミツバチは蜂蜜をなぜ作るのでしょうか?
ハチミツはミツバチ(基本的には働き蜂)の餌として作られます。
基本的にミツバチの仕事としては巣の雑務・女王蜂、幼虫たちの世話をする内勤仕事、花蜜などを集める外仕事などに大きく分かれます。
その外仕事の多くを占めるのが、花蜜を集め、ハチミツを作る役割を担います。
ハチミツにも種類がある?
ハチミツもプロポリス同様、産地によって種類が異なります。
品質が安定していると言われているのは、セイヨウミツバチです。
セイヨウミツバチが作るはちみつが安定的な品質をしているとされている大きな理由としては、きまった植物から花蜜を集める習性があることが関係しています。
このようなハチミツを単蜂蜜といいます。
特定の花蜜を元に作られているので、味や風味がある程度安定しているというメリットがあります。
二度と同じハチミツとは出会えない…百花蜜
セイヨウミツバチは単花蜜という種類のハチミツを作り出しますが、日本の在来種であるニホンミツバチは「百花蜜」というハチミツを作ります。
百花蜜は異なる多種類の花蜜を選ぶので、同じ地域で採取された蜜でも全く味が異なる特徴を持つのです。
普段使いにはあまり向いていないとされていますが、ハチミツのマニアの間では百花蜜は高価格で取引される傾向にあるので、ハチミツが好きな人にはおすすめ出来ると言えるでしょう。
どちらが使いやすいのか?
この2種類のハチミツですが、どちらが使いやすいのでしょうか?
この2つの種類のハチミツですが、使いやすいのは圧倒的に単花蜜のハチミツだと言えるでしょう。
味が安定しているというのは使いやすさ・用途に便利です。
美容特化型のプロポリスとは?
プロポリスには様々な成分が含有されていることで知られています。
この成分は採取される地域で大きく異なります。
その代表例がブラジル産のプロポリスでしょう。
ブラジルでは3種類のプロポリスが採取されます。
その特色はそれぞれ異なり、得意とする部分も違うとされています。
今回はブラジル産プロポリスの1つである、レッドプロポリスについて解説します。
レッドプロポリスとは?
レッドプロポリスはその名称の通り、原塊が赤い特徴を持ちます。
これはグリーンプロポリスの色が異なるのと同じように、レッドプロポリスの材料となる起源植物が異なることが大きな理由の1つです。
通常プロポリスを作るのに使われる植物はユーカリやポプラの樹脂・樹液が使われるのですが、グリーンプロポリスはアレクリン、レッドプロポリスはマメ科の植物であるダルベージの樹脂・樹液を使って作られます。
レッドプロポリスはどんな事に役立つ?
プロポリスは様々な健康成分が含有されていることから、健康面で幅広くサポートしてくれる働きがあります。
ではレッドプロポリスはどんな事に役立つのでしょうか?
まずレッドプロポリスには他のプロポリスには見られない特徴があります。
それは美容成分として有名である「イソフラボン」が豊富に含まれている点です。
勿論、フラボノイド類も含有されているのですが、イソフラボンを含有しているプロポロリスはレッドプロポリスだけでこれはマメ科の植物を元に作られることが理由だとされています。
なので、レッドプロポリスは美容目的で作られる美容品であったりコスメ類などの原材料として使われています。
グリーンプロポリスとは異なる用途で使われることが多い
健康に何かしらの悩みを持つ人が使うグリーンプロポリスとは対照的に、美容目的で使う方が多いのがレッドプロポリスだと言えます。
なぜグリーンプロポリスは健康に対し悩みを持つ方が選ぶのでしょうか?
グリーンプロポリスは桂皮酸誘導体であるアルテピリンCを含有しています。
アルテピリンCを含有している理由としては、グリーンプロポリスの材料となる起源植物がアレクリンだからです。
多くの方がブラジル産プロポリス=グリーンプロポリスと思いがちですが、基本的にはユーカリ由来のブラウンプロポリスが大半であり、グリーンプロポリスはミナスジェライス州などの限られた地域でしか採取できません。
プロポリスによって得意な事が異なる
プロポリスによって得意な事が異なるとも言えます。
グリーンプロポリスやブラウンプロポリスは健康に関する面でサポートしてくれる働きが強く、レッドプロポリスの場合は美容面でのサポートをする側面が強いとも言えます。
このようにプロポリスによって得意とするポイントが異なるのも面白いですよね。
プロポリスの名産地は?
プロポリスは世界中で採取することが出来ます。
品質は地域によって大きくなります。
今回はプロポリスの名産地としられる国々をピックアップして解説していきます。
オーストラリア産プロポリス
オーストラリアといえばコアラのイメージが強いですが、実はプロポリスの名産地として有名です。
オーストラリア産のプロポリスはオーソドックスなブラウンプロポリスです。
コアラが食べる事でも知られるユーカリは抗菌力が高く、優れたプロポリスの材料にもなります。
ユーカリ由来のプロポリスはフラボノイドが豊富に含有されており、優れた健康力を持ちます。
ブラウンプロポリスは比較的プロポリスの中でも低価格で購入する事が出来るので、フラボノイドを中心として考えている方にはおすすめでしょう。
ニュージーランド産のプロポリス
ニュージーランド産はマヌカハニーの名産地として知られていますが、養蜂に力を入れていることもあり品質の高いプロポリスが採取されることでも知られています。
ニュージーランド産もフラボノイドが主成分となっている、良質なブラウンプロポリスを採取することが出来るのです。
ブラジル産のプロポリス
ブラジルは世界一のプロポリスの名産地として有名です。
中でもミナスジェライス州など一部地域で採取させる”グリーンプロポリス”はプロポリスの王様と呼ばれるくらいに品質的にも成分的にも優れていると言えるでしょう。
グリーンプロポリスはブラウン系のこげ茶の原塊ではなく、緑色の原塊をしています。
アレクリンという植物を材料としており、アルテピリンCという桂皮酸誘導体を豊富に含んでいます。
また、ブラジル産のプロポリスの特徴として、抗菌力にも優れているという特徴があります。
諸説ありますが、一般的なプロポリスの1.5倍程度の抗菌力を持つという意見もあり、この理由はブラジルの自然がミツバチにとっては過酷なので、生き残る為により強力なプロポリスを作り出すとされているのです。
産地によってはプロポリスの含有成分が異なるなど、プロポリスの品質を見極めるうえでは必ず採取地は確認しておきたいポイントでもあるでしょう。