プロポリスは秘密が沢山

健康食品として人気のプロポリス…その秘密を紐解きます。

プロポリススプレーは喉に役立つ?

プロポリス製品の中でも人気の高いものが「プロポリススプレー」ではなにでしょうか?

プロポリスと言えば、苦い、臭い…など中々に強烈な印象が強いで


すが、プロポリススプレーはこのような印象は少ないと言えるでしょう。

今回はなぜ比較的プロポリススプレーがポップな作りになっているのか?という理由について併せて解説していきます。

 

プロポリススプレーは特化した目的で作られている

プロポリススプレーは、幅広い用途で使うことが出来るプロポリス原液などと比較すると「用途が限られた製品」だと言えます。

一般的にプロポリスは幅広い働きを持つ事で知られていますが、プロポリススプレーの場合は喉のケアに特化して作られています。

 

プロポリススプレーは比較的、低刺激に作られている

プロポリスのスプレーは比較的低刺激に作られている傾向にあります。

プロポリス原液は刺激が強いので、使う人を選ぶと言えるでしょう。

ですがプロポリススプレーはプロポリスエキスだけではなく、ハチミツなどと一緒に配合しているものが多いです。

これはプロポリス特有の刺激を和らげる為に、喉ケアの相乗効果が見込める素材を一緒に組み合わせて配合しているとも言えます。

 

健康目的としてプロポリススプレーは使えるのか?

健康目的としてプロポリススプレーは使えるのでしょうか?

プロポリススプレーの場合は、あくまで喉のケアをするものと割り切って使う必要があると言えます。

基本的にプロポリス成分・プロポリスエキスの量・質ともにプロポリス原液の方が優れていると判断できます。

 

プロポリススプレーは使いやすさを重視しているものが多いので、健康目的(成分を摂取する)という目的では成分面で不十分だと言えるでしょう。

 

どんな人がプロポリススプレーを使う?

では、どのような人がプロポリススプレーを使うのでしょうか?

基本的にプロポリススプレーは声を酷使する職業の方が使うことが多いです。

接客業の方であったり、歌手・芸能人の方、カラオケが大好きな人などが、喉のケアの為にプロポリススプレーを用いるのです。

 

また乾燥する季節など、喉のイガイガが気になるというタイミングで使えることから一家に1本常備しているという方も多いようですよ。

 

プロポリスを飲めない人はいる?

プロポリスはミツバチが作り出す「天然の抗生物質」として知られています。

様々な健康作用を持つ事でも知られており、多くの有用性を持つことから多くの人が愛用している健康食品の1つです。

ですが、プロポリスが苦手だという人や飲んではいけないという人もいます。

今回はプロポリスを飲めない人について説明していきます。

 

 

1.蜂アレルギーを持っている人

プロポリスはミツバチが作り出す蜂産品です。

なので、ハチミツなどを摂取してアレルギー反応が出る人は基本的にはプロポリスを摂取することは出来ません。

 

2.妊娠中・授乳中の方

妊娠中・授乳中の時期はデリケートな時期です。

プロポリスを摂取するのは控えたほうが良いでしょう。

(この時期はプロポリスだけではなく、基本的には健康食品などの食品はあまり摂取しない方が良いでしょう)

 

3.1歳未満の乳幼児

1歳未満の乳幼児の場合はまだまだ身体が出来上がっていないので、プロポリスを摂取しないようにしてください。

(同じ蜂産品であるハチミツも乳幼児には与えてはいけません)

お子さんが小さいころは「自分自身の免疫力」を作る大切な期間でもあります。

 

プロポリス自体が合わないという人も稀にいるようです

プロポリスは様々な悩みにアプローチできる健康食品として知られています。

これはプロポリスに含まれる多種多様な健康成分が様々な角度からアプローチしてくれるから実現できるのです。

ですがこの成分が豊富という点が、人によっては合わないケースもあります。

 

プロポリスは植物の樹脂・樹液を元に、ミツバチの酵素と塗り固めることで作られます。

つまり、材料となる大本の植物に対して、自身の体質が合わない場合は基本的に飲用することが難しいケースがあると考えられるでしょう。

 

基本的にプロポリスは劇的に変化をもたらすものではない

プロポリスは飲んだら即効性があるというものではありません。

(飲み始めて朝目覚めがよくなる、疲労感が減った…などは比較的早く体感する人が多いようですが)

飲み始めて3ヵ月~6か月程度で、徐々に体質の改善を促します。

 

 

プロポリスに液体は何種類ある?

プロポリスは元々、ミツバチが巣の出入り口に塗り固める固形物です。

ですが、私達が口にするプロポリス製品はプロポリスエキスを摂取する形を取ります。

今回はプロポリスの液体をテーマにして解説していきます。



プロポリスの液体は全て一緒なのか?

プロポリスの液体は全て一緒なのでしょうか?

実は、プロポリスの原塊からプロポリスエキスを抽出するという点では同じなのですが、その方法や過程などはそれぞれ異なるのです。

それぞれの液体の特徴を紹介していきましょう。

 

プロポリス原液

プロポリスの原液は一般的に植物性の植物アルコールを用いてプロポリスエキスを抽出したものを指します。

このプロポリス原液は、プロポリス製品の中でも古い歴史を持ち、古来よりプロポリスの効果を活用する為に用いられてきた方法です。

プロポリス原液の最大のメリットは圧倒的に成分面に優れている点、デメリットは刺激が強く飲みにくい点だと言えるでしょう。

 

ワックスフリープロポリス

プロポリス原液は上でデメリットを述べた通り、刺激が強く飲みにくいという難点があります。

また蜂ヤニを含んでいることから、独特のべた付き感などに対しても苦手意識を持つ方が多いです。

この蜂ヤニを取り除いたタイプのプロポリス液が「ワックスフリー」と呼ばれるタイプです。

蜂ヤニが無い分、プロポリス原液特有のべた付きが軽減されており、飲みやすいことでも有名です。

 

ですが、蜂ヤニは栄養成分が豊富に凝縮されていることからも、成分をしっかり摂取したいという方はワックスフリーではなく蜂ヤニを取り除いていないプロポリス原液を選ぶパターンが多いようです。

 

水抽出で作られたプロポリスエキス

水抽出で作られたプロポリスエキスは、アルコールを用いないので刺激が比較的低いことで知られます。

ですが、プロポリスの成分の含有量が少ないので抗菌目的などある程度の用途にのみ使えると考えていたほうが良いでしょう。

健康目的で飲用したい方にとっては、イマイチな抽出方法だと言えます。

 

ミセル化抽出でプロポリスエキス

ミセル化抽出で作られるプロポリスエキスは、甘いという特徴があります。

なので老若男女問わず幅広い方に、愛用されているプロポリスエキスだと言えるでしょう。

抽出の際に、添加物を用いる必要がある点がメーカー間でも賛否が分かれています。

プロポリスは専門店買うべき?おすすめの専門店は?

以前は百貨店の一角の健康食品ショップで購入するしか入手手段が無かったプロポリス。

ここ数年の間で日本での認知度も高まり、ドラッグストアで購入できるなどより私達にとって身近なお店で購入できるようになりました。

プロポリスといっても品質の高いものから低いものまで存在するので、一般的には専門店のようなお店で購入することが良いとされています。

その理由とお勧めの専門店を紹介します。

 

プロポリスを選ぶのは難しい!?

プロポリスを選ぶのはとても難しいです。

なぜなら、この部分が優れていれば「高品質」と言えるポイントが1つではなく、いくつもあるからです。

こういった部分をプロポリスの専門店であればサポートしてくれます。

 

グリーンプロポリス発見者が作ったプロポリス原液専門店

今回おすすめするのはグリーンプロポリスを発見した寺尾貞亮さんが作ったプロポリスを専門的に取り扱う「寺尾養蜂日本支社さん」(株式会社長久)です。

1988年にグリーンプロポリスを発見した寺尾貞亮さんが原材料メーカーとして30年以上、ブラジル寺尾養蜂を運営してきたのですが、日本でより高品質でプロポリスを販売したいということで自身の出身地である長崎で親族の方とともに日本支社を開設する運びとなったそうです。

 

寺尾養蜂日本支社はプロポリス原液を専門的に販売しており、一番の特徴は最高等級のグリーンプロポリス原液が購入しやすい価格で販売されている点にあるでしょう。

公式のネットショップの中では、プロポリス原液の販売だけではなく、グリーンプロポリスに関する知識も発信しているので、必見です。

 

cho-kyu.co.jp

 

プロポリス専門店の最大のメリット

プロポリス専門店でプロポリスを購入する最大のメリットは、プロポリスの知識を持つスタッフの人にプロポリスについて気軽に質問できる点にあります。

プロポリスを購入する前にもプロポリスについての疑問点を訪ねることもできますし、飲み始めてからの疑問点などについても尋ねることが出来ます。

飲用する上での不安の疑問を訪ねることが出来るのがプロポリス専門店で購入する最大のメリットだと言えるでしょう。

 

信頼のできる専門店を選ぶコツは?

信頼のできる専門店を選ぶコツは、販売しているプロポリスの情報をしっかりと公表しているか?という点です。

濃度は勿論の事、プロポリス原塊の等級や産地などをしっかりと明示しているところが安心できるでしょう。



緑色のプロポリスが採取できる地域

プロポリスの中でも最も品質が高いとされている「グリーンプロポリス」

プロポリス自体は世界中で採取されていますが、グリーンプロポリスはブラジルでのみ採集されています。

今回はグリーンプロポリスが採取される地域をテーマに解説していきます。

 

グリーンプロポリスはブラジルの”一部”地域でのみとれる

ブラジル産のプロポリスは世界的に見ても高品質であることで知られています。
抗菌面・成分面どちらの面からみても世界トップクラスだと言えるでしょう。

ついついブラジル産のプロポリスは全てグリーンプロポリスだと思ってしまいますが、グリーンプロポリスはブラジル全域で採取されるわけではなく、ミナスジェライス州などの限られた一部地域でのみ採取されています。

なぜ、このように一部の限られた地域でのみ採取されるのでしょうか?

 

プロポリスの材料となる植物が異なる

プロポリスの材料となる植物の樹液や樹脂はミツバチが生息する地域によって大きく異なります。

オーストラリアであれば、ユーカリ系の品質の高いプロポリスが、そしてニュージーランドであればポプラなどの植物が使われたプロポリスが作られます。

 

ブラジルでもユーカリ系のブラウンプロポリスが基本的には採取されれますが、ブラジルのミナスジェライス州ではアレクリンという植物が生息しており、これをプロポリスの材料に使われることでグリーンプロポリスが作られます。

 

世界的にこのような例は稀

世界的にはこのように色が異なる原塊が採取される例は珍しいです。

ブラジルではアレクリン由来のグリーンプロポリスだけではなく、マメ科の植物を材料として作られたレッドプロポリスなどが存在しています。

このように一風変わったプロポリスがブラジルでのみ採集されるのは、ブラジルの特殊な自然環境が関係しています。


一般的にはユーカリやポプラを材料として作られるプロポリスが多いです。

(これらの材料で作られるプロポリスが一般的なブラウンプロポリス)

 

植物が異なると成分が異なる

植物が異なると単純に原塊の色が違ってくるだけではなく、プロポリスに含まれる成分も異なってきます。

基本的にはフラボノイドはどのプロポリスにも共通して含有されています。

グリーンプロポリスはアレクリンに含まれる桂皮酸誘導体が含有されています。

レッドプロポリスはマメ科の植物を材料として作られているので、イソフラボンが含まれている特徴を持つのです。

 

この特徴別に原材料として配合する製品を分けているケースもあります。

 

プロポリスの名前の意味は?ミツバチにとってどういう存在

プロポリスは英語なのか?と疑問に思う方もいますが、実はそもそもの語源は英語ではなく、ギリシャ語で「敵の侵入を防ぐ防壁」という意味があります。

その名前の通りプロポリスはミツバチにとって、巣を外敵から守る重大な役割を持ちます。


今回はミツバチがプロポリスを作るのか?について解説していきます。

 

 

なぜミツバチはプロポリスを作るのか?

なぜミツバチはプロポリスを作るのでしょうか?

そもそも世界中の至る所でミツバチがプロポリスを作り出しています。

ですが、例外もあり日本ではミツバチがプロポリスを作りません。

日本のミツバチはなぜ、プロポリスを作らないのでしょうか?

いくつかの諸説はあるものの一番大きな理由としては日本の自然環境が諸外国と比較すると清潔で、ミツバチの外敵となり得る雑菌が存在しないからではないかと言われています。

 

つまり、「プロポリスを作る必要があれば、ミツバチがプロポリスを作る」とも言えます。

 

ミツバチにとってはシャワールームのようなもの

ミツバチの群れの中で大多数を占める存在が働き蜂です。

働き蜂は若いミツバチは巣の中での雑務をこなしており、寿命が短くなるにつれ危険な外仕事に取り組んでいきます。

外仕事では自分たちが食べる為の餌(ハチミツ)を作る為に、花蜜を集めてきたり、プロポリスを作る為に樹脂・樹液を集めてきたりなどを行います。

その際に、雑菌を身体に付着させて巣の中に持ち込んでしまうリスクが伴うのでこれを防ぐ為にプロポリスは作られるのです。

 

巣の出入りをするミツバチはプロポリスに身体を擦り付けることで、清潔にして身体を整えます。

 

巣の出入り口にプロポリスを塗り固めることで、巣の中に雑菌を持ち込むことを防ぐ役割を持つのです。

 

ミツバチは植物を見極めるプロ

ミツバチは植物を見極めるプロフェッショナルです。

自分たちが生息する地域内の中でプロポリス作りに適した植物を見極めて、プロポリス作りに適した材料となる植物を選びぬいてプロポリスを作り出すのです。

プロポリスの名産地として知られているブラジルでは、ユーカリの他にも、アレクリンという植物を材料としたグリーンプロポリスという種類のものも存在します。

 

このようにミツバチが自生した地域によって材料となる植物が異なることが分かる顕著な事例も存在しています。

 

意外?プロポリスにはビタミンCが含まれていない



栄養の宝庫であるプロポリス。
フラボノイドや桂皮酸誘導体だけではなく、ビタミン類、ミネラル類も豊富に含んでいます。
一見成分のラインナップは「完全無欠」と思ってしまいますが、実はあの代表的な成分が含まれていないんですよ。
今回はプロポリスに含まれていない成分を紹介します。

プロポリスにはビタミンCは含まれていない

プロポリスにはビタミンCが含まれていません。
ビタミンCと言えば、数ある健康成分の中でも最も私達にとって身近な成分ですよね。
ビタミンCは野菜や果物などに含有されている事で知られています。
プロポリスは植物の樹脂・樹液を材料として作られている関係からか、ビタミンCは含まれていないのではないかとされています。

ビタミン系の成分が含まれていないというわけではなく、プロポリスにはあくまでビタミンCが含有されていないという事になります。

ビタミンCと一緒に摂取する事で相乗効果が狙える


上述した通り、ビタミンCはプロポリスには含有されていません。
なのでビタミンCとプロポリスを一緒に摂取することで、互いに働きを高めてくれると言えるでしょう。
プロポリスはそのまま飲む事は出来ませんし、オーソドックスな飲み方であるお白湯で薄める方法では刺激が強いと思う方もいます。
そういった場合はビタミンCを含んだフルーツジュースなどと一緒に飲むとまさに一石二鳥の働きが期待できると言えるでしょう。


プロポリスは栄養がたっぷり

プロポリスにはこのように含まれていない成分があるものの約200種類以上の成分が豊富に含有されています。
プロポリスの働きはある特定の成分のみで成り立っているものではなく、様々な成分が互いに働きかける事で相乗効果的に体質を改善してくれるのです。
よくフラボノイドであったり、桂皮酸誘導体(特にアルテピリンC)などが注目されがちですが、単体で健康に働きかけてくれているわけではないという
のが大切な部分ですよね。


産地によって、含まれていない成分もある


アルテピリンCはブラジル産のグリーンプロポリスにのみ含有されている成分で、ほかの産地(同じブラジル産でもミナスジェライス州以外)で作られたものは含有されていません。
このように産地によって細かい違いなどがある点もプロポリスの特徴の1つだと言えます。
これはミツバチの生息する地域によって植物の自生環境が異なるからだと言えるでしょう。

プロポリスは免疫力をサポートしてくれる

プロポリスは様々な健康効果を持つことで知られています。
中でも抗菌力と並んで期待されているのが「免疫をサポートしてくれる点」ではないでしょうか?
今回はプロポリスが免疫力をサポートしてくれる役割について解説していきます。

そもそも免疫力とは?

そもそも免疫力とはなんなのでしょうか?
簡単に説明すると「私達の身体が元々備えもっている、体の不調に対抗する働き」です。
私達は体調を崩した時に薬を飲んで体調を戻していると思っていますが、実はこの際私達の体調を整えてくれているのは自分たちが持っている
免疫力なのです。

免疫力が低下している時に、私達は体調を崩してしまったりします。

免疫力は程よい状態に保つのが大切

免疫力は高ければ高いほど良いと思われますが、実は免疫力が過剰に高い場合はアレルギー反応が出るなど必ずしもいいとは言い切れません。
免疫が低いと体調を崩す原因となり、免疫が過剰に高い場合はアレルギーに繋がる原因となります。
なので、程よい塩梅で免疫力を保つことが健康維持には欠かせません。

プロポリスは免疫力をサポートしてくれる

プロポリスは私達の免疫力をサポートしてくれる働きが期待できます。
免疫力が低い時には高めてくれて、反対に過剰に免疫が働いている時には鎮めてくれるのです。
プロポリスが健康維持だけではなく、アレルギー体質の改善にも役立つのはこのような2つの性質を持つからです。

自然のちからでプロポリスは健康にアプローチしてくれる

プロポリスといえば、私達にとっては健康食品として馴染みが深いものではあります。
ですが、そもそもはプロポリスはミツバチが作り出す巣を守る為の防御壁です。
自然の中から抗菌力に優れた植物を見つけ出し、生息する環境下で優れたプロポリスを作り出すのです。

自然の中から作られるものなので、安心して使用することが出来ます。

プロポリスは免疫をサポートする以外にも、優れた抗菌力や、抗酸化力など様々な有用な働きを秘めています。
こういった様々な面でサポートしてもらえると言えるでしょう。



健康維持で利用するには飲用するのがベスト


プロポリスは様々な使いかたができますが、健康維持で利用したい場合は継続して飲用する必要があります。
プロポリスには数百種類以上の成分が含有されており、健康に有益な成分が豊富に含有されています。
継続的に飲用することで、徐々に体質の改善を促すことが期待できるのです。

品質の高いプロポリスが作られる流れ

品質の高いプロポリスを作る為には、様々な点にこだわる必要があります。

今回はプロポリス製品が作られるまでの一連の流れを紹介します。

 

ミツバチがプロポリスを作る

ミツバチは巣を守る為にプロポリスを作ります。
巣の出入り口に塗り固められており、このプロポリスを丁寧に採取していく必要があります。

色、香り、形などからプロポリスの品質を判断する必要があるのです。

質の高いプロポリスを丁寧に採取することが何よりも品質の上で大切です。

 

採取したプロポリスは丁寧に保管する

採取したプロポリスは丁寧に保管する必要があります。

プロポリスの酸化を防ぐ為に、採取されたプロポリスはランクごとに選別をされたのちに、すぐに一定温度で冷凍保管されます。

製品化するまでにこのようにして保管をするのです。

 

プロポリスエキスを抽出する

プロポリスエキスを抽出する為には、植物性のアルコールなどに漬け込む必要があります。

プロポリスの原塊は脂溶性なので、アルコールなどに漬け込み成分を含んだ形で抽出することが出来ます。

漬け込む期間は短期間が良いという説、長期間が良いという説がありメーカー毎に見解が分かれている部分です。

・短期間が良いというメーカー

プロポリスの鮮度が大切なので、3ヵ月~半年(短いものはもっと短い)程度の漬け込み期間でプロポリスエキスを抽出するメーカーがあります。

ある特定の成分は漬け込みサイクルが短いほうが多かったりする場合があり、これも一つの考え方だと言えるでしょう。

プロポリスの原塊は何度も同じ原塊からプロポリスエキスを抽出することが出来るので製造サイクルを短くしたいという点も否めません。

 

・長期間が良いというメーカー

長期間プロポリスの原塊をアルコールに漬け込むメリットはまず比較的味がまろやかになる点です。

プロポリスのピリピリ感も多少は少なくなり(とは言え刺激自体はあります)飲みやすくなると言えるでしょう。

また、長期間アルコールに漬け込むことで、蜂毒を薄める働きもあるとされており、そういった点も長期熟成にメリットがあると言えます。

プロポリスの名産国であるブラジルでも「1年以上の漬け込みを行ったものを長期熟成品のプロポリス」と定めているので、ある程度の期間の漬け込みがあるものを選んだほうが無難とも言えます。

 

ブラジル産のプロポリスは抗菌力に優れている

プロポリスは高い抗菌力を持つことで知られています。
ミツバチは巣の出入り口にプロポリスを作ることで雑菌の繁殖を防ぎます。
プロポリスは植物の樹脂・樹液を材料にして作られており、これらか強力な抗菌力を持っているので活用する形で作られます。

 

中でもブラジル産プロポリスの抗菌力は優れていると言われています。
今回はブラジル産プロポリスについて解説します。

ブラジル産のプロポリスはなぜ抗菌力に優れているのか?

ブラジル産プロポリスはなぜ抗菌力に優れていると言われているのでしょうか?

諸説ありますが、ある研究者の見解では他国産のプロポリスと比べるとブラジル産プロポリスの抗菌力は1.5倍程度あるとされています。

なぜブラジル産プロポリスはこのように抗菌力が優れているのでしょうか?


ブラジル産プロポリスはなぜ抗菌力に優れているのか?

ブラジル産プロポリスが抗菌力に優れている大きな理由は、ブラジルの気候に関係があります。

ブラジルの気候は非常にミツバチにとっては過酷な高温で多湿な気候です。

なぜミツバチがこの気候で生息するのが大変かというと、ミツバチの大敵である雑菌が最も繁殖しやすい気候だからです。

また、豊富な植物が自生していることも、より抗菌力の高い植物でプロポリスを作ろうとするミツバチの能力を活用する中で非常に大きな関わりがあると言えるでしょう。

 

ブラジル産プロポリスは成分面でも優れている

ブラジル産プロポリスは抗菌力だけではなく、成分面でも優れています。

上述しましたが、ブラジルはプロポリスの材料となる植物が豊富に自生しています。

特にブラジル産の中でも一番知名度が高いのはミナスジェライス州で採取されるグリーンプロポリスではないでしょうか?

 

グリーンプロポリスはアレクリンという植物を材料として作られています。

アレクリンで作られたプロポリスは他のプロポリスには見られない桂皮酸誘導体のアルテピリンCを豊富に含有されています。

このように抗菌力だけではなく、成分面でも優れているのがブラジル産プロポリスの特徴です。

 

プロポリス作りの名人

プロポリス作りの名人とも言えるミツバチがブラジルには存在します。

一般的に養蜂で使われるミツバチはセイヨウミツバチという種類のミツバチですが、ブラジルではこのセイヨウミツバチと在来種のアフリカミツバチが交配した結果誕生したアフリカナイズドミツバチという種類のミツバチを養蜂に活用しています。

アフリカナイズドミツバチはプロポリスを作る能力に非常に優れているのです。