プロポリスは秘密が沢山

健康食品として人気のプロポリス…その秘密を紐解きます。

意外?プロポリスにはビタミンCが含まれていない



栄養の宝庫であるプロポリス。
フラボノイドや桂皮酸誘導体だけではなく、ビタミン類、ミネラル類も豊富に含んでいます。
一見成分のラインナップは「完全無欠」と思ってしまいますが、実はあの代表的な成分が含まれていないんですよ。
今回はプロポリスに含まれていない成分を紹介します。

プロポリスにはビタミンCは含まれていない

プロポリスにはビタミンCが含まれていません。
ビタミンCと言えば、数ある健康成分の中でも最も私達にとって身近な成分ですよね。
ビタミンCは野菜や果物などに含有されている事で知られています。
プロポリスは植物の樹脂・樹液を材料として作られている関係からか、ビタミンCは含まれていないのではないかとされています。

ビタミン系の成分が含まれていないというわけではなく、プロポリスにはあくまでビタミンCが含有されていないという事になります。

ビタミンCと一緒に摂取する事で相乗効果が狙える


上述した通り、ビタミンCはプロポリスには含有されていません。
なのでビタミンCとプロポリスを一緒に摂取することで、互いに働きを高めてくれると言えるでしょう。
プロポリスはそのまま飲む事は出来ませんし、オーソドックスな飲み方であるお白湯で薄める方法では刺激が強いと思う方もいます。
そういった場合はビタミンCを含んだフルーツジュースなどと一緒に飲むとまさに一石二鳥の働きが期待できると言えるでしょう。


プロポリスは栄養がたっぷり

プロポリスにはこのように含まれていない成分があるものの約200種類以上の成分が豊富に含有されています。
プロポリスの働きはある特定の成分のみで成り立っているものではなく、様々な成分が互いに働きかける事で相乗効果的に体質を改善してくれるのです。
よくフラボノイドであったり、桂皮酸誘導体(特にアルテピリンC)などが注目されがちですが、単体で健康に働きかけてくれているわけではないという
のが大切な部分ですよね。


産地によって、含まれていない成分もある


アルテピリンCはブラジル産のグリーンプロポリスにのみ含有されている成分で、ほかの産地(同じブラジル産でもミナスジェライス州以外)で作られたものは含有されていません。
このように産地によって細かい違いなどがある点もプロポリスの特徴の1つだと言えます。
これはミツバチの生息する地域によって植物の自生環境が異なるからだと言えるでしょう。