品質の高いプロポリスが作られる流れ
品質の高いプロポリスを作る為には、様々な点にこだわる必要があります。
今回はプロポリス製品が作られるまでの一連の流れを紹介します。
ミツバチがプロポリスを作る
ミツバチは巣を守る為にプロポリスを作ります。
巣の出入り口に塗り固められており、このプロポリスを丁寧に採取していく必要があります。
色、香り、形などからプロポリスの品質を判断する必要があるのです。
質の高いプロポリスを丁寧に採取することが何よりも品質の上で大切です。
採取したプロポリスは丁寧に保管する
採取したプロポリスは丁寧に保管する必要があります。
プロポリスの酸化を防ぐ為に、採取されたプロポリスはランクごとに選別をされたのちに、すぐに一定温度で冷凍保管されます。
製品化するまでにこのようにして保管をするのです。
プロポリスエキスを抽出する
プロポリスエキスを抽出する為には、植物性のアルコールなどに漬け込む必要があります。
プロポリスの原塊は脂溶性なので、アルコールなどに漬け込み成分を含んだ形で抽出することが出来ます。
漬け込む期間は短期間が良いという説、長期間が良いという説がありメーカー毎に見解が分かれている部分です。
・短期間が良いというメーカー
プロポリスの鮮度が大切なので、3ヵ月~半年(短いものはもっと短い)程度の漬け込み期間でプロポリスエキスを抽出するメーカーがあります。
ある特定の成分は漬け込みサイクルが短いほうが多かったりする場合があり、これも一つの考え方だと言えるでしょう。
プロポリスの原塊は何度も同じ原塊からプロポリスエキスを抽出することが出来るので製造サイクルを短くしたいという点も否めません。
・長期間が良いというメーカー
長期間プロポリスの原塊をアルコールに漬け込むメリットはまず比較的味がまろやかになる点です。
プロポリスのピリピリ感も多少は少なくなり(とは言え刺激自体はあります)飲みやすくなると言えるでしょう。
また、長期間アルコールに漬け込むことで、蜂毒を薄める働きもあるとされており、そういった点も長期熟成にメリットがあると言えます。
プロポリスの名産国であるブラジルでも「1年以上の漬け込みを行ったものを長期熟成品のプロポリス」と定めているので、ある程度の期間の漬け込みがあるものを選んだほうが無難とも言えます。