はちみつにも種類がある?使いやすいハチミツは?
プロポリスと同様に人類と深いつながりがある蜂産品「はちみつ」。
スーパーなどでも販売されていることから、私達にとっては最も身近な蜂産品だと言えるでしょう。
いつもプロポリスについて解説している当ブログですが、今回はハチミツについて解説していきます。
ハチミツが作られる目的
私達にとっては、甘くておいしい「食べ物」であるハチミツですが、ミツバチは蜂蜜をなぜ作るのでしょうか?
ハチミツはミツバチ(基本的には働き蜂)の餌として作られます。
基本的にミツバチの仕事としては巣の雑務・女王蜂、幼虫たちの世話をする内勤仕事、花蜜などを集める外仕事などに大きく分かれます。
その外仕事の多くを占めるのが、花蜜を集め、ハチミツを作る役割を担います。
ハチミツにも種類がある?
ハチミツもプロポリス同様、産地によって種類が異なります。
品質が安定していると言われているのは、セイヨウミツバチです。
セイヨウミツバチが作るはちみつが安定的な品質をしているとされている大きな理由としては、きまった植物から花蜜を集める習性があることが関係しています。
このようなハチミツを単蜂蜜といいます。
特定の花蜜を元に作られているので、味や風味がある程度安定しているというメリットがあります。
二度と同じハチミツとは出会えない…百花蜜
セイヨウミツバチは単花蜜という種類のハチミツを作り出しますが、日本の在来種であるニホンミツバチは「百花蜜」というハチミツを作ります。
百花蜜は異なる多種類の花蜜を選ぶので、同じ地域で採取された蜜でも全く味が異なる特徴を持つのです。
普段使いにはあまり向いていないとされていますが、ハチミツのマニアの間では百花蜜は高価格で取引される傾向にあるので、ハチミツが好きな人にはおすすめ出来ると言えるでしょう。
どちらが使いやすいのか?
この2種類のハチミツですが、どちらが使いやすいのでしょうか?
この2つの種類のハチミツですが、使いやすいのは圧倒的に単花蜜のハチミツだと言えるでしょう。
味が安定しているというのは使いやすさ・用途に便利です。